リハビリ・フューチャーズは「発達支援テクノロジー推進協議会」に参画いたしました。
本協議会は、発達支援に関わる企業・団体・研究機関等が連携し、ICTやAIなどのテクノロジーを活用しながら、必要な支援をより多くの子どもたちやご家族に届けることを目指して発足した取り組みです。
2026年3月19日には、厚生労働省会見室にて発足記者会見が行われ、発達支援における地域差、専門職不足、支援機会の格差といった社会課題に対して、テクノロジーを活用した新たな支援の可能性が共有されました。
参画の背景
発達支援の現場では、支援を必要とするお子さまやご家族が増える一方で、地域によっては専門職につながりにくい、相談先が限られている、通院や通所の負担が大きいといった課題があります。
特に、言語発達、コミュニケーション、読み書き、発音、学習面の支援などは、早期から継続的に関わることが大切である一方、地域によって支援体制に差が生じやすい領域でもあります。
リハビリ・フューチャーズでは、これまでオンライン言語発達支援「ことサポ」を通じて、医師の視点と国家資格を持つ言語聴覚士の専門性を活かしながら、地域にかかわらず専門的な支援を届ける仕組みづくりに取り組んできました。
今回の協議会参画は、こうした取り組みをさらに発展させ、発達支援におけるテクノロジー活用、安全性、質の担保、専門職連携、制度的な整備について、他の企業・団体・専門家の皆さまとともに考えていくためのものです。
リハビリ・フューチャーズの役割
リハビリ・フューチャーズは、リハビリテーション専門医の視点から、医療・教育・福祉・テクノロジーをつなぐ支援のあり方を大切にしています。
発達支援においてオンラインやデジタル技術を活用する際には、単に便利な仕組みを導入するだけではなく、以下のような視点が重要です。
・お子さま一人ひとりの発達特性に合った支援であること
・保護者やご家族が安心して利用できること
・専門職による適切な評価と支援につながること
・必要に応じて医療、教育、福祉機関と連携できること
・オンライン支援の安全性と質を確保すること
リハビリ・フューチャーズは、これまでの臨床経験、在宅医療、小児支援、遠隔支援、研究開発の経験を活かし、発達支援テクノロジーの健全な社会実装に貢献してまいります。
オンライン支援を、対面支援とともに活かすために
私たちは、オンライン支援がすべての対面支援に置き換わるものだとは考えていません。
一方で、地域に専門職が少ない場合、通院が難しい場合、家庭での継続的な関わりが重要な場合には、オンライン支援が有効な選択肢となる可能性があります。
大切なのは、対面支援とオンライン支援を対立するものとして捉えるのではなく、お子さまやご家族の状況に応じて、よりよい形で組み合わせていくことです。
リハビリ・フューチャーズでは、オンライン言語発達支援「ことサポ」の運営を通じて、家庭に届く支援、地域差を補う支援、専門職とご家族をつなぐ支援のあり方を実践していきます。
今後に向けて
発達支援は、医療、教育、福祉、家庭、地域が連携して支える領域です。
そこにテクノロジーを適切に取り入れることで、これまで支援につながりにくかったお子さまやご家族にも、より早く、より継続的に、必要な支援を届けられる可能性があります。
リハビリ・フューチャーズは、発達支援テクノロジー推進協議会の一員として、発達支援の質と安全性を大切にしながら、子どもたちとご家族が安心して支援につながることができる社会の実現に向けて取り組んでまいります。

